美顔矯正

顔が大きく見える原因として意外と多いのが、首が短くなってしまっている方。小顔のモデルさんをイメージすると分かりやすいのですが、小顔の方は首が長くデコルテラインが綺麗ですよね。その逆で、首が短いと顔が大きく見えてしまうだけでなく、顎があがり顔がたるみやすくなってフェイスラインがぼやけてしまいます。

では何故首が短くなってしまうのでしょうか？

首の骨(頸椎)は皆さん同じ数です。首の骨の大きさはもそこまで個人差があるものではありません。実は首が短く見えるのは「姿勢」が大きく関わっています。

例えば、頸椎のカーブが失われるストレートネックの姿勢になると、顎が前に出てしまい正面から見た時に首が短く見えてしまいます。

巻き肩になると肩がすくみ、鎖骨が埋もれて首が短く見えてしまいます。

このように、姿勢が悪くなることで首が短く見えてしまい、結果として顔も大きく見えてしまうのです。

つまり、小顔にみられるためにはまずは顔だけのアプローチだけでなく全身の姿勢や歪みを整える必要があります。

小顔に見られるためには、顔のシルエットが重要になります。

丸顔やエラ張りだと顔の横幅が大きく見えたり、頬骨が前方に出っ張ると面長に見えるようになります。シルエットが整うと小顔でキレイな顔になるのですが、そのシルエットを整えるためにはどうすればいいのでしょうか？

ポイントは顔の骨のバランスです。

顔の骨(頭蓋骨)は全部で23個の骨からなり、それらの骨はパズルのように組み合ってできています。骨と骨は「縫合」と呼ばれる合わせ目でつながっており、この縫合は諸説ありますが、微細な動きを有していると言われています。

それぞれの骨のパーツを調整しバランスを整えることで、顔全体のシルエットが整いシュッとした小顔になります。

顔にある表情をつかさどる筋肉、「表情筋」は骨との連結が他の筋肉と比べると緩いため、筋力が低下するとたるみやすいという性質をもっています。

たむみがでると、顔周りのモタつきが気になり老け顔になってしまいます。

逆に表情筋を鍛えることで、顔が引き締まり小顔になります。

表情筋を鍛えるうえで重要なポイントは「唇」。顔の筋肉の多くは唇に向かって伸びており、顔のリフトアップや引き締めるためには唇の筋力を鍛えることが最重要課題となります。